2012年03月02日

にきび

にきびは、青春のシンボル、と言われることもあるように思春期に多くみられる肌トラブルの代表的なものです。

思春期になり男性ホルモンの影響で脂腺が発達し、皮脂の分泌が多くなった時に毛穴の出口が狭まったり、ふさがれたりして毛穴に皮脂がたまったものです。

皮脂がたまった状態を「白にきび」それが固まると、いわゆるにきびの芯ができ、「黒にきび」が出来ます。

さらに普段から毛穴のなかに潜んでいる細菌(P.アクネスなど)が増殖して皮膚が分解されて刺激が起こり、ますます毛穴がふさがって悪循環を起こした結果、炎症を起こしたものが「赤にきび」になります。

ケロイド体質の場合はにきびが赤いしこりとなって残ることもあります。

【治療法】
・石けんを使ってよく顔を洗う。
・硫黄を含むローションで毛穴の表面の皮を薄くはがし、皮脂が流れ出しやすくします。
・にきびの芯がある場合は、蒸しタオルで蒸したあとに専用の圧出器を使って押し出します。
・炎症が強いときには抗生物質を内服したり、クリームの外用を用いることもあります。
・その他、漢方薬治療が試みられることもあるようです。

にきびはあくまで一過性の症状で、時期がすぎれば自然に治るものです。

薬に頼るより、普段のスキンケアや規則正しい生活が大切なので、こまめに洗顔し、精神的なストレスを避けましょう。

にきびがあるとどうしてもつぶしてしまいたくなりますが、特に赤くなっている場合は、つぶしてはいけません!あとにシミになったり、あばたが残ったりします。


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Posted by aiko at 11:47 │スキンケア